焼印エンブレムが完成!革選びと焼きゴテの簡単発注方法とは?

先日ブログのテーマ変更に合わせてロゴをつくったことをご紹介しました。実はもう一つロゴをつくってもらっていました。

今回ご紹介するロゴは枠があるので、ブランドロゴのようにモノに押し付けたりするのに向いていると考えていました。そして、数年迷走していたロゴがない問題(以下、ロゴ迷走問題)を決着することができました。

今回の記事は前編と後編で書いていきます。

前編ではロゴ迷走問題の解決策であるエンブレム(この記事では革に焼印を押したものをさします)の製作について書きます。

後編は実際にロゴ迷走問題の解決に向けた試行錯誤についてお伝えします。

前編の今回は、もう一つのロゴのご紹介、焼きゴテ発注、革の選定について書いていきます。

大人な雰囲気のもう一つのロゴ

もったいぶらずにいきましょう!!ジャジャン!!

LOGOその2

おーーーー!!カッコイイっす!!ken23とチンクエチェントのキーワードが描かれています。

そしてお気づきでしょうか、ロゴの枠のシェイプがチンクエチェントのエンブレムと同じなんです。

このこだわりがとっても素敵なんです。

チンクエチェントのエンブレム拡大図

エンブレムとしてロゴを何かにつけるときは枠があったほうが何かと使いやすいので、このロゴはとってもGOODなんです。

焼印押すための焼きゴテを買うぞー

僕の中で焼きゴテといえば和菓子!Lの時の持ち手でどら焼きにジュゥゥゥゥって感じに押すイメージがありました。

色々調べてみると連続焼印に耐えうるプロ仕様のコテや僕のように趣味で使うようなコテ等、用途によって材質が色々ありました。

さらに直火で熱して使用するコテや、半田ゴテのように電気で加熱するコテなど熱し方にも種類がありました。

今回僕が製作をお願いしたのはレザーツールズさんです。丁寧で親切な対応で疑問に対して、とても早く返信がきたのでお願いすることにしました。

まずは作成しようとするロゴのサイズを決めます。縦横の寸法によってS、M、L、LLそしてXLの5サイズに分かれています。

当初MとLの中間の大きさだったので価格がLサイズだったのですが、MでもLでもそこまで見た目が変わらなかったため、Mサイズで製作してもらうべく原案をリサイズしてもらいました。

入稿するデータ形式はPDF、JPEGなど色々ありますが推奨されている形式があるのでチェックしてから入稿しましょう。

次にリサイズされたPDFデータが送られてくるので、サイズを確認して最終確認をします。

5月4日に発注してから10日間、5月14日に納品されました。

材質は真鍮製で、それだけでお部屋のオブジェになりそうな綺麗な仕上がりです。
真鍮製のチンクエチェントの焼印

型を押す革を選ぶぞー

直接革に焼印を押す方法もありますが、そうすると失敗できない一発勝負になってしまいます。一点モノの場合なおさら失敗できません。ではどうするのか?

試しも兼ねて他の革に型を押して、接着材でつけるか、縫い付ける方法が安心でもっとも綺麗に仕上がる方法と思います。よほどのことがない限り、焼印を直接押すのは避けた方がいいかもしれません。

僕はユザワヤで売っていた10cm×15cmの300円の革を購入しました。一枚あたり8エンブレムを作ることができました。試し焼にはお手頃でいい素材でしたのでオススメです。
ユザワヤの正面

ユザワヤの売り場

焼きゴテでエンブレムを作るぞー

焼ゴテはバラバラで届くので組み立てて、早速エンブレムを作っていきましょう。
焼きゴテのセット

真鍮に軸をつけた型

焼きゴテを組み立てた後

まず革に鉛筆で下書きをして、エンブレムの大きさを決めます。今回はブラック、ナチュラル、ブラウンを用意しました。
下書きをした革

次に8等分した枠の中心に焼印を押し付けます。緊張の一瞬!!どりゃーーーーー!!

さて出来上がりはいかに・・・

こちらです!

ブラウン
焼印を押したブラウンの革

ブラック
焼印を押したブラックの革

ナチュラル
焼印を押したナチュラルの革

予想通り、焼印は焦がして色をつけるのでブラックとブラウンはどうかなぁと思いましたが、ビミョーな仕上がりでした。

そして、ナチュラル!良いですねぇ!イメージ通りのデキです!

今回はナチュラルをエンブレムとして採用し、これで最終段階への準備は完了です☆

感想

こだわりだしたら止まらない性格なのかも・・・。と書いてて感じていますが、まあ楽しいから良いでしょう 笑。

では後編でエンブレムの最終形態を発表します!なんだかもう気づいている方もいるかもしれませんが一緒にお付き合いいただければ幸いです。

今日も最後までお読み頂きありがとうございます!

後編はこちら

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