僕の乗っているDUCATI ムルティストラーダ1200Sは2015年式の最新バージョンですが、納車の時にスタッフの方からDUCATIはぴったしのクリアランス(隙間)でエンジンを組み上げているので、必ず慣らしをしてくださいといわれました。
慣らし運転は機械同士の摩擦でエンジンが傷つくことを軽減するために、ある程度の距離毎に徐々にエンジンの回転数を上げていくことをいいます。
最近の車?日本車?だからかどうかは分かりませんが、誰でもすぐに乗れるように慣らし運転をする必要はありません。
そんな時代に慣らし運転を必要とするバイクがあるなんてとっても驚きました。
逆にいうとそれだけでぴったりエンジンが組まれているので慣らしが終わった後の性能は他の車両よりも良いはず・・・。
比較対象がないので分かりませんが、きっとそうなんでしょう。
どのくらいの慣らしが必要なのか?
取扱説明書に記載されている値では、1000kmまでは5000~6000rpm、2000kmまでは7000rpmだそうです。
また担当の方から「たまに3000位で慣らしする方がいるんですけど、Engine内がカーボンだらけになるので、慣らし中でも7000くらいまでは使ってくださいね!」って言われました(ここ大切です!テストにでますよ!)。
そりゃそうだなと納得。
慣らし運転中に7000rpmくらいまでひっぱるとDUCATIらしいサウンドが聞けてうれしくなっちゃいますが、くれぐれも引っ張り過ぎないように注意しましょう。やめられなくなります 笑。
感想
フィアット500といいムルティストラーダといい、イタリアの人はなんでこんなに面倒で楽しい乗り物を作れるんでしょうか。
ドイツはドイツで面白いし、日本は真面目すぎるので、もっとやんちゃしても良いのになぁと思いますが、日本には日本らしい良さがあるんでしょうね。
好みなのでなんとも言えませが、僕は比較的真面目に仕事をしている(自分で言うな)ためか、プライベートはバビューーンしたい気持ちが強いです。
だからイタリアーノが合うのかもしれません。
面倒なことって結構楽しいことが多いです(なんとなくですが)。
みなさんもたまには面倒な方をチョイスして新しい何かを発見してみては如何でしょうか?