ムルティストラーダ1200Sにはクルーズコントロールが装備されています。
一般的に長距離を走るバイクにはクルーズコントロールが装備されているイメージですが、マルチパーパスと言われるムルティストラーダ1200SやBMW S 1000 XRにも標準で装備されています。
クルーズコントロールをオプションでつけようとしたら結構な値段になりそうなので、標準装備はとっても嬉しいです。
車でクルーズコントロールを使うことには慣れていましたが、バイクってどうなんだろう?と思いましたが、使ってみるととっても便利で何より安全にライディングできることが分かりました。
クルーズコントロールのいいところ
- 車はアクセルを足で踏むので、長距離踏み続けてもそこまで疲労は溜まりません。一方、バイクはアクセルを開ける時に右手でハンドルを手前にひねります。高速道路を走っているときは右手をずっとひねっていなければならないので長距離を走り終わった後の手首の疲労感がすごいです。クルーズコントロールがあるとハンドルを戻した状態で速度が維持されるので体への負担がとっても少なくなります。
- 高速道路を走っているときは速度が早く、何かあれば大変なことになります。路面・他の車・速度を注意しながら走る必要があります。速度を一定にして走ろうとすると路面や他の車へ向ける注意力が低下します。クルーズコントロールがあると速度維持を意識する必要はほとんどなく、路面や他の車へ注意力を向けられるため、安全性が向上します。
クルーズコントロールの解除方法
ムルティストラーダ1200Sは4つの解除方法があります。僕は走行している状態によって色々使い分けていますが、前の車との距離が近くなった時に解除することが多いため、アクセルを奥にひねって解除することがほとんどです。
- アクセルを奥にひねる
- シフトチェンジする
- ブレーキをかける
- クルーズコントロールスイッチをOFFにする(ハンドルの左側についています)
クルーズコントロールの注意点
当たり前かもしれませんが、クルーズコントロールはあくまでもアシスト機能なのでアクセルはしっかり握ってバイクの挙動をしっかりモニターしておきましょう。
急な路面の変化に対処するために両手でハンドルを握っておくことが絶対に必要です。
今日はあまり知られていないバイクのクルーズコントロールについてご紹介しました。
バイクって色々面白いものがくっついているのでまた何か発見があれば書きたいと思います。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。