ムルティストラーダ1200Sで立ちゴケ…ナックルガードを壊したらディーラーさんでパーツだけ発注して自分で交換するのがイイですよ!

去年の年末にガソリンスタンドからノロノロと車道に出ようとしたタイミングでトラックが横を通過しました。

軽くブレーキをかけた拍子にヨロヨロして立ちゴケ…涙。

5秒くらい立て直そうと踏ん張って頑張りましたが、燃料満載のムルティの重さはおおよそ230kg。

そんな巨体になす術なく、右側に倒してしまいました。

ゆっくり倒れたので、ハンドルについているナックルガードがメリメリと音をたてて折れていく姿を見ながら、一体何の罰ゲームかと誰かに問いかけ、ハゥゥゥゥゥゥと嘆くしかありませんでした。

ぷらんぷらんになった見るも無残なナックルガードをぶら下げて悲しい一日を過ごしました。

悲し過ぎて引きの写真はありません。何卒御理解のほど・・・
ムルティストラーダの折れたシルバーナックルガード

ナックルガードの交換って意外と簡単ですよ

ディーラーさんに状況を説明し交換してもらうことになりました。

1200Sのナックルガードはシルバーですが、ブラックの方が引き締まって見た目がいいので、1200用のパーツをお願いしました。

ラッキーなことにブラックの方が少し安い値段でした。

シルバーナックルガードのムルティストラーダ

パーツは本国イタリアから取り寄せになるため、発注してから約2週間くらいかかりました。

ちょうど年末にかかっていたため、パーツは届いたもののディーラーさんは仕事納めとなっていました。

ディーラーさんに交換方法を聞いたところ簡単に交換できますよ!とのことだったので自分で交換することにしました。

必要な工具は
・ヘキサレンチ(六角レンチ)
・T型トルクスレンチ
・プラスドライバー
・細めの結束バンド
・傷防止のためにタンクの上に敷くウエス

交換の手順

1.タンクの上にウエスをしきます
2.ヘキサレンチでブレーキフルードケースをを外します
※フルードラインの取り回しがややこしいので外す前に必ず写真を撮っておきましょう。
ムルティストラーダのフルードケース

3.ヘキサレンチでグリップエンンドとミラーつけ根のボルトを緩めてナックルガードをハンドルから外します
ムルティストラーダのグリップエンド

ムルティストラーダのミラーのつけ根

4.T型トルクスレンチでウインカーとナックルガードのボルトを全て緩めて分離します。
ムルティストラーダのウインカー裏

5.新しいナックルガードにウインカーを取り付けます。

6.ハンドルにナックルガードを取り付けます
※結構ゆるーく装着されているので、締めすぎに注意しましょう。

7.ブレーキフルードケースを取り付けて完了です!

8.逆のハンドルも1~7を繰り返します。

感想

たまたま年末で自分で作業することになりましたが、思った以上に簡単だったので自分でやって良かったと思いました。またいつ立ちゴケするか分からないので、ナックルガードの交換ぐらいは自分でできるといいと思います(立ちゴケしないに越したことはありませんが…)。

僕は両方交換するのに約1時間くらい掛かりましたが、慣れれば30分くらいで交換できると思います(慣れたくないけど)。

交換する機会があれば、ディーラーさんにお願いせずにご自身で如何でしょうか?

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