はじめての『ツインリンクもてぎDE耐!』はほろ苦いデビュー

ひょんなことから5月にバイク仲間からDE耐に参加してみないかと誘われました。

色んな準備やら参加資格を満たすための講習会などに参加していたらあっという間に本番を迎え、あっという間に本番も終わっちゃったなぁ、どーもKEN兄(@KEN23_jp)です。

Youtubeのオンボードカメラ映像で何回もイメトレをしましたが、蓋を開けてみれば、『ちょっとDE耐!』と『ツインリンクもてぎDE耐!』の両方のレースで転倒をしてしまい、ほろ苦いレースデビューとなりました。

反省点やあーすれば良かった事など、色々課題が見つかりレースの奥深さを知る良いきっかけとなりました。

この記事では、はじめて『ツインリンクもてぎDE耐!』にデビューする人に向けての注意点やレース中の様子について書きたいと思います。

『ツインリンクもてぎDE耐!』とは?

簡単にいうと、レースにはじめて参加する人のために、ミニバイクでレースを走る楽しさを知ってもらうというイベントです。

以下、公式ホームページから抜粋

「勝敗を競うのではなく、みんなでBIKEを楽しもう」を合い言葉に、2003年からスタート。

4ストロークミニバイクと呼ばれるミニバイクのカテゴリーであり、満12才以上であれば誰でも参加可能なレギュレーションのため、初めてレースに参加される方が多いイベントとなっている。

また、ライダーが10名、ピットクルーが11名の合計21名までがチームとして参加可能なため、家族や友達を誘い合ってみんなで楽しめることができる。

使用燃料は最大21リッター。

1回の給油では最大3リッターまでしか給油できず、給油でのピットインの際には必ず最低10分間のピットストップが義務付けられている。

このような制限を設けることで、ラップタイムの速さよりも安定して周回を重ねることが上位入賞のポイントとなることも、“DE耐!”の大きな特徴だ。

参加クラスは、2014年までのDE耐!クラス・エンジョイクラス・NSF100クラスに加え、2015年からはGROMクラス・KSR110クラス、2016年はZ125PROクラスを追加、2017年よりGROM Cupクラスを開設し、安価に楽しめる車輌が増えました。

このように、少しずつ変化しながらモータースポーツの入門イベントとして人気を集めている“DE耐!”

はじめての『ツインリンクもてぎDE耐!』の注意点とポイント

はじめてのレースで舞い上がっちゃったり、1秒でも速く走りたい気持ちは良く分かります。

特にはじめてのレースでは、どうやって走っていいのか分からないことも多いと思います。

以下にレース前の注意点とポイントを3つずつ挙げたいと思います。

注意点
  • 遅くてもいいので、とにかく転倒をしない。(タイムを気にしすぎると転びます。。経験者談)
  • ルールブックをしっかり読んでペナルティーを受けるような走りをしない(例えば、ピットロードを60km/hで走る等)
  • 何かあっても怪我しないくらいの余裕を持って走る
ポイント
  • 動画を繰り返しみてレコードラインを覚える。速く走る為だけじゃなく、安全のためにもレコードラインを走ることが大切です。
  • 慣れないうちは、マーカーになる人を見つけてコンスタントなLapを刻んで走るのがいいです。
  • 頭をよく振って、周りの状況をよく把握する

はじめての『ツインリンクもてぎDE耐!』のレースの流れ

今回はレース当日にツインリンクもてぎに入ったので、色々やってて、えっ?!もうスタート!というような感じでした。

可能であれば、前日入りして練習走行などでコースに慣れたり、車検を済ませておくのがいいと思います。

当日の流れは以下の通りですが、スケジュールは長いですが実際やるとあっという間に時間が過ぎます。

06:00−06:45 公式車検・装備品チェック&スタート前燃料補給(この時間はかなりバタバタ)
07:00−07:40 ブリーフィング(スタートの説明やルールの簡単なアップデートなど)
08:00−08:30 スタート進行(ウォームアップラップ等、スタートに向けた時計が動きだす)
08:30−15:30 いよいよ7時間耐久レースがスタート!!
15:30−17:00 フィナーレセレモニー(入賞したチームの表彰などが行われます)

はじめての『ツインリンクもてぎDE耐!』のレース中の様子

レース中はピットボードを出して、走行中のチームメイトに残りの周回を教えたり、給油を行ったり、レース中も色々動きっぱなしになります。

今回はチームメイトの会社の人が応援に駆けつけてくれたので、レース中は想像していたよりも落ち着いていました。

がしかし、

今回僕が転倒したこともあり、途中からバイクの整備をしたり、結構バタバタしました。

最後は、転倒に起因してグラついていたエキパイが落下し、走行を続けることができずコース上でチェッカーフラッグを受けることはできませんでした。

駅伝のように襷を繋ぐチームスポーツなので、完走した時の嬉しさは一入だと思いますが、リタイヤした時のチームメイトへの申し訳ない気持ちのショックも大きいです。

スタート前のバイク点検

スタート前のグリッドでの様子

ル・マンスタートでバイクまでダッシュ

ダッシュでバイクに跨りスタート

最終コーナーのモッチーさん

最終コーナーのアシさん

ホームストレートでビンビンなアシさん

第1コーナーのアシさんアップ

第1コーナーの僕アップ

なぜか一人オフロードな僕

ホームストレートを駆け抜けるホリさん

とても心強かった助っ人さん達!

エキパイとサイレンサー付近を修理中

ピットアウトする監督

最終コーナーに差し掛かる監督

最終コーナーを攻める監督

第四コーナー後のストレート。監督を探せ

僕らのチームと同じドリーム号だけど速さが・・・

レース後、車両保管されるバイク達

はじめての『ツインリンクもてぎDE耐!』を走り終わった感想

この記事では、はじめて『ツインリンクもてぎDE耐!』にデビューする人に向けての注意点やレース中の様子などについてご紹介しました。

走行会とは違い、レースはライダーみんなが上の順位を目指して走っているので、スピードも雰囲気も別物です。

走行会もレースもそれぞれに良さがあるので、一概にどちらが良いとは言えませんが、もしレースに出場する機会があるのであれば、そのチャンスを逃しちゃダメでです!

レースに出るまではワクワクする気持ちと不安な気持ちが入り混じっていると思いますが、はじめは”無理せず楽しむ!”ことに徹した方がいいと思います。

少しずつ慣れて、タイムを良くしていくのが王道かと思います。はじめから速く走ろうと思うとコケます・・・(経験者談)

そして、僕がこのレースに出場して得た一番大切なものは『仲間』です。

30代にもなるとチームでスポーツする機会はほとんどありません。

その滅多にない機会に巡り会い、チームとして一緒に走る仲間ができたのは本当に嬉しかったです。

今回は転倒して、仲間に迷惑をかけてしまいましたが、将来この出来事が笑い話にできるように、チームのために自分自身をもっと磨いていこうと思いました。

ということで、はじめてのレースとして『ツインリンクもてぎDE耐!』で走ってみては如何でしょうか?

以上、KEN兄(@KEN23_jp)がお伝えしました。

『ちょっとDE耐!』で初バイクレースに参戦してみた。 袖ヶ浦サーキット走行会でバイクのアクセル全開だ!【サーキット走行2回目】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA