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福島県4社巡りの旅。開成山大神宮、石都都古和氣神社、馬場都都古和氣神社、八槻都都古和氣神社をお参りしたお話

先日福島県に行く用事があったため、せっかくなので福島県にある四カ所の神社をお参りすることにしました。

少し話は逸れますが、僕の父は福島県会津若松市の出身です。小さい頃は年末年始を会津若松で過ごしていました。

じいちゃんは書道の先生で毎年書き初めをして僕の下手な字を「健介の字は勢いがある」というようにどうにか良いところを見つけて褒めてくれる天才でした。ばあちゃんは僕の好きな食べ物をたくさん作っていつもお腹いっぱい美味しいものを食べさせてくれました。

僕の体の半分は福島県のDNAでできています。にもかかわらず今まで福島県の神社に感謝の気持ちを伝えたことがなかったため、今回良い機会だったので開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう)、石都都古和氣神社(いわつつこわけじんじゃ)、馬場都都古和氣神社(ばばつつこわけじんじゃ)、八槻都都古和氣神社(やつきつつこわけじんじゃ)の4社にお参りしてきました。

開成山大神宮

郡山市内にあり、東北のお伊勢さんとして親しまれているのが開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう)です。神社は新しく朝7時にお参りに行きましたが誰もいませんでした。

開成山大神宮の場所はこちら

石都都古和氣神社

開成山大神宮から高速道路と一般道を車で走ること50分、長閑な田舎風景が広がる中に石都都古和氣神社(いわつつこわけじんじゃ)があります。神社の歴史はとても古く、江戸時代には豊臣秀吉によって一度は土地を没収されたそうですが、後に豊臣秀吉の信仰していた神様にご縁のある神様だということが分かり、それではバチが当たるということで、真夜中に投獄されていた宮司さん達を脱走させ土地を返して、今に至るそうです。

遠くは九州からも参拝されに来られる方がいるそうです。社務所に伺いお茶をご馳走になりながら雨ということもあり、宮司さんからいろんな話を聞かせてもらいました。花ば綺麗に咲く4月や地域のお祭りがある9月の秋分にまた来ると良いですよと教えてもらいました。

石都都古和氣神社の場所はこちら

馬場都都古和氣神社

石都都古和氣神社から一般道を車で走ること30分、木々に囲まれた馬場都都古和氣神社(ばばつつこわけじんじゃ)が見えて来ます。雨がポツポツ降っていたこともあり、参拝者はほとんどいませんでした。僕は今回の4社の中で一番気持ちが落ち着いたのがこの神社でした。

駐車場から正面の鳥居に歩いているとジャージを着た方から聞かれました。
「御朱印帳ですか?」

KEN兄「いえ、違います」

「ポケモンですか?」

KEN兄「いえ、違います 笑」

「何しに来られたんですか?」

KEN兄「いつもの感謝を伝えにきました。失礼ですが宮司さんですか?」

宮司さん「そうですよ、ここにいて何を感じますか?」

KEN兄「心落ち着きます。それ以外には特に感じません」

宮司さん「それで正解です、そのままを感じれば良いですよ」

この後も宮司さんと立ちながら1時間くらい本当にたくさんの話をしました。とても気さくな方で話が面白く癒されました。

宮司さんも後継者問題など色々大変だということを伺いました、そして最後に「今日は良い人に出会えて良かったです」と言ってもらえたことが何より嬉しく、僕はここに来て本当に良かったと思いました。

色んな人とのたくさんのご縁をこれからも大切にしたいと思いました。

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八槻都都古和氣神社

最後に馬場都都古和氣神社から一般道を車で走ること10分、木々に囲まれた八槻都都古和氣神社(やつきつつこわけじんじゃ)が見えて来ます。雨がポツポツ降っていたこともあり、参拝者は誰もいませんでした。近くにあった池に佇みながら何も考えずただボーッとしている時間がありました。こんな時間もたまには大切だなぁと思いました。

八槻都都古和氣神社の場所はこちら

感想

30年経ってやっと伝えられた感謝の気持ち、とても清々しい気持ちになりました。

はじめは、あいにくの雨を残念に思いましたが、雨だからこそ人が少なくゆっくり自分と向き合える時間ができました。

神社を参拝していると一人で立っていることが結構あるような気がします。これも何か流れなのかもしれません。

何かの頼みごとをする時だけでなく、もっと日頃から神社に参拝に行き、日頃の感謝を伝えてみては如何でしょうか?
当たり前やいつも通りのことに対してもっと感謝の気持ちが湧くことと思います。

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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