都内に30年以上住んでいますが、先日はじめて迎賓館赤坂離宮に行ってきた、どーもけんにい(@KEN23_jp)です。
迎賓館赤坂離宮の佇まいがもはや日本ではない。。
外観もさることながら館内もかなりゴージャスです。
この記事では『迎賓館赤坂離宮の歴史、所要時間、混雑状況、見学順路』についてご紹介します。
迎賓館赤坂離宮の基本情報
迎賓館は、国際交流のために各国要人が訪日した際に『おもてなし』するための施設です。晩餐会などのイベント以外でも要人が宿泊することもできます。
元々は徳川家の江戸中屋敷があった場所に1909年東宮御所として建設されたのが始まりで、1923年から1928年まで昭和天皇の住居として使用されていました。日本で唯一のネオ・バロック様式の洋風宮殿建築ということですが、まあとにかく贅を尽くしたすごい建物だということです。
戦後は皇室財産から行政財産に移管され、国立国会図書館や東京オリンピック組織委員会等様々な目的で使用されました。
1968年に赤坂離宮から迎賓館として大改修を行なって今の形になりました。
さらに2009年から2012年の3年間でも平成の大改修工事が実施されています。
そして2009年に国宝に指定。
どこにあるの?
迎賓館は、元赤坂にあり最寄り駅は四ツ谷で、中央線・総武線・丸ノ内線・南北線の駅から徒歩7分の場所にあります。とても目立つ建物なのですぐに分かります。
専用駐車場がないので周辺のコインパーキングに止めるのがいいと思いますが、都内なので駐車料金は結構良い値段するので注意が必要です。
公開時間
原則水曜日、年末年始が休館日です。その他要人を迎える場合なども見学ができません。行く前に公開日程カレンダーで確認してから行くと良いと思います。
公開時間は10時から17時です。最終受付は16時までです。
見学の所要時間
見学した日は日曜日で、本館、主庭、そして前庭を順番にゆっくり見て回って、約1時間で見ることができました。
混雑具合にもよると思いますが本館だけであれば約30分ほどで見学することができます。
混雑状況
見学した日は、日曜日の午後2時で、見学するのにとても丁度良い時間でした。
本館や主庭を含めて、団体の観光客はいましたが、混んでて見学しにくい状況は全くありませんでした。
もともと赤坂迎賓館が観光スポットとして、あまりメジャーでないことも大きな理由かもしれませんが、ほとんど混んでいません。
強いて言えば、入館に際して必要な、持ち物検査で若干混雑したくらいですが、10分くらいなので大きなストレスはありません。
見学前の事前予約は必要か?
迎賓館は本館・前庭・主庭・和風別館で構成されていますが、和風別館は迎賓館のホームページから事前予約が必要ですが、本館、前庭、そして主庭については休館日でなければ予約なしで当日受付で見学することができます。
料金
前庭と本館で料金が分かれています。
- 『大人』は前庭だけだと300円、本館と前庭のセットだと1000円になります。
- 『中高生』は前庭だけの料金は不明(すいません。。)、本館と前庭のセットだと500円になります。
- 『小学生以下』は全部無料です。これはうれしい。
1000円は若干高い気もしますが、普段見ることができない本館を見られるのであればお得に感じました。
注意事項
要人が使用することもあり、セキュリティーが結構厳しいです。
敷地内に入ると金属探知機による検査とバッグの中を開けてみせる必要があります。普段刃物を持ち歩くことはないと思いますが注意が必要です。
また飲み物などについても持ち込みは可能ですが、実際にその場で飲んで問題ないかを確かめられます。横にいた外人さんは2Lのペットボトルを手持ちで持ち込もうとして止められていました。ペットボトルは基本的にバッグの中にしまっておかなければなりません。
番外編
以下のいずれかの要件を満たせば一般利用もできます!
- 経済、社会、学術、文化、スポーツ等で日本を代表する国際交流活動であること
- 日本を良く知ってもらうために海外へ情報発信する行事であること
- 観光立国としての重要施策を推進する行事であること
そして気になる料金ですが、前庭と本館を10時〜18時まで使用できて2300万!!意外と安いですよね?
前庭だけであれば800万で利用することができます。
残念ながら結婚式では要件を満たさないため使用できなさそうです。
赤坂迎賓館の見学開始!
前庭と本館どちらからでも見学可能ですが、出口が前庭にあるので本館、主庭、前庭の順に回るのがおすすめです。
なお写真撮影については本館は一切撮影することができません。前庭と主庭についてはどこでも写真撮影ができます。
まずは本館から見学開始
写真撮影が禁止なので言葉だけでお楽しみください。
どこもかしこもとにかく豪華で、何か現実離れした感じの空間が広がっています。
朝日の間、彩鸞(さいらん)の間、羽衣の間、花鳥の間の4つの間を順番に見て回ります。それぞれ晩餐会で使用するための間、食前酒を飲むためだけに使用する間、調印式をするために使用する間等、それって分ける必要あるのか?と思うようなとにかく贅沢な使い方をしています。
本館をずっと歩いていると日本ではないフランスのどこかの宮殿にいるかのような錯覚に陥ります。フッと顔を上げると菊の御紋が目に入り、おっ?!ここは日本だったと認識します。
なかなか言葉だけでは伝わりにくいと思いますが、ぜひ一度実際に見て頂きたいです。
次は主庭へ移動
すごい立派な噴水がジャバジャバと水を吹き上げており、正に主庭という言葉がピッタリです!
最後に前庭を見学
迎賓館赤坂離宮といったらここ!という風景が広がっています。
広い!とにかく広いです!あーこの風景って迎賓館らしいなぁという感じです。
正面玄関まで行くことができるので、要人の気分を少しだけ味わうことができます。
洋風宮殿のはずですが、正面玄関の上には鎧を着た武者が鎮座していました。やっぱり日本人だな 笑。
まとめ
この記事では『迎賓館赤坂離宮の歴史、所要時間、混雑状況、見学順路』についてご紹介しました
ずっと東京に住んでいるとなかなか東京観光をすることがないので、迎賓館赤坂離宮の見学は、今後もっと東京のことを知ろう!という気持ちになるとても良いきっかけになりました。
皇居もそうですし、東京には歴史に関わる色んな場所があるので、これからも少しずつ紹介できればと思います。
以上、けんにい(@KEN23_jp)がお伝えしました。
私は八十路を通過していますが、はとバスのツアーで迎賓館の参観を希望して、妻と娘三人で申し込みました。
楽しみにしています。
前日は歌舞伎座で観劇致します。