フィアット500に乗りはじめて、あっという間に2年が経過し、いつもなんかしら直したりオイル交換したりいじっていたなぁと感慨深い、どーもKEN兄(@KEN23_jp)です。
普段自分でイジイジしているので、はじめはユーザー車検も考えましたが、製造された年によって後部座席のシートベルトが必要だったり、ウィンドウォッシャーが必要だったり、まあとにかくたくさんの基準を満足する必要があります。
ちなみにKEN兄号は1971年式のフィアット500で以下のような状況でした。
- 後部座席のシートベルト⇒ 1973年以前の車両なので、なくても大丈夫
- ウィンカーのレンズの色⇒1973年以前の車両なので「橙色」じゃなくてOK
- ウィンドウォッシャー⇒ 1973年以前の車両なので、なくても大丈夫
その他にも道路運送車両法で定める保安基準を年式に応じて満たさなくてはならないので、経験と知識がないとけっこう大変です。
色々考えた末にユーザー車検は断念し、プロのお任せすることにしました。
プロにお任せしても苦労したことが多々ありました。
ということで、この記事では『フィアット500』をユーザー車検で受けようとしている方のために、車検前の準備で苦労したことについて書きます。
『フィアット500』の車検前の準備で苦労したこと
ヘッドライト交換
フィアット500はヨーロッパ向けに生産されていたため、ヘッドライトが右側車線用になっているものが多くあります。
今回は車検に備えて、左側車線用のヘッドライトを入手しました。
しかし、ヘッドライトレンズの品質が悪く、光が分散して必要な光量が得られませんでした。
最終的にワット数の大きいバルブに交換し、ヘッドライト用のバッ直リレーを介すことによって必要な光量を得ることができました。
『フィアット500(チンクエチェント)』のヘッドライトを左車線用に交換してみた。ハザードの追加
配線を引き直したので、ハザードを追加する必要がありました。
作業自体はそんなに難しくなかったですが、アンペア計算をちゃんとやらなかったので、規定よりも小さいヒューズを使っていることに気が付かず、原因不明の状態でヒューズが何度か切れるという痺れる経験をしました。
最終的にチンク仲間に助けてもらい、一緒に作業して凡ミスに気付くことができました。
『フィアット500(チンクエチェント)』の配線を全部取っ替えてみた。パーツの手配
特に苦労したことではありませんが、整備しているとシーリングやパッキンがダメになってたりで、消耗品の交換が結構発生します。
今回は2回海外からパーツを輸入して、送料がかさみました。
少し整備期間は伸びてしまいますが、ある程度必要なパーツの分かった段階で発注するのが良いと思います。
『フィアット500』の車検をプロに任せて良かったこと
フィアット500に限ったことではありませんが、自分の車を他の人が運転する機会ってあまりないと思います。
自分では普通だと思っていたものでも、その道のプロが乗れば一目瞭然です。
今回の車検整備では、エンジンの調子、フロントスプリングの堅さ等、色んな部分でとても参考になるコメントをもらうことができました。
前述しましたが、製造された年によって異なる保安基準を熟知している点において、プロのは何よりも心強いです。
『フィアット500』の車検前の準備で苦労したことのまとめ
この記事では『フィアット500』をユーザー車検で受けようとしている方のために、車検前の準備で苦労したことについて書きました。
製造された年によって保安基準が異なることはある程度認識していましたが、他にも色々な基準があることに驚きました。
そして、餅は餅屋だなぁと思いました。
自分が楽しめる範囲で整備しつつ、定期的にプロにチェックしてもらうのが必要ようだと思いました。
安全に対するコストは絶対に節約しちゃダメです!!
ということで、これでまた2年KEN兄号と一緒に色んなところに出没したいと思います。
以上、KEN兄(@KEN23_jp)がお伝えしました。
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