ふとっ子供の瞳を見つめてみると、彼らの瞳がとても澄んでいることに気がついた。
もちろんその瞳の奥にあるものも、澄んでいた。
曇りのない瞳で見る世界と曇った瞳で見る世界、それらは間違いなく異なって見える。
だけど、どちらも同じ世界。
見えるものが違えば、感じることももちろん違う。
今までロケットの打ち上げや、砂漠や、雑多な世界など、できるだけたくさん世界を見る機会を子供達と作ってきた。
その澄んだ瞳を見た時に、今までやってきたことは間違っていなかったんだろうと思った。
彼らは色んな世界を何のフィルターもかけずに、ありのままの世界を見てきた。より純粋に物事を捉えてきた。
きっとその経験は成長してから色んな世界を見ることになった時に“フィルターを通さずに世界を見る”ということの役に立つんだろうと思う。
大人の瞳が曇っているからダメと言うわけではない、経験によってフィルターを使い分けることで、余計なノイズを取り除くことができる。
もし子供の世界感を知りたければ、子供に聞けばいいだけの話である。
大切なのは、“大人と子供の瞳で見る世界は違うものが見えている“ということを理解し、子供の世界に興味を持って是非一緒にその世界を見に行くことである。
子供の世界を否定した瞬間に全ての扉は閉ざされて、違う世界を見る機会を失ってしまう。
さあ!子供達と一緒に新たな世界を見に行こう!
鍵を開けて見に行くかどうかはあなた次第
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。