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【乗車記】『夜行列車ユーロナイト』でフランクフルトとミュンヘンを2等寝台で移動してみた

フランクフルト空港駅からミュンヘン中央駅まで夜行列車ユーロナイトに乗って移動しました。

ユーロナイトの切符の購入方法は以前ご紹介したので、今回はフランクフルト空港での乗り場、ベッドの寝心地、Wi-Fiの有無、朝食等についてご紹介します。

はじめに

Googleマップで調べてみるとユーロナイトの出発地はデュッセルドルフでした。

僕は今回フランクフルト空港から乗りました。フランクフルト中央駅からも乗れますが、切符を購入するときに知らなかったので買えませんでした。

フランクフルト空港駅の乗り場に注意!

フランクフルト空港駅にはプラットホームが2ヶ所あります。

1ヶ所が近郊に行く電車のプラットホームでターミナルからすぐ近くの1番線〜3番線です。

もう1ヶ所が長距離列車のプラットホームでターミナルから歩いて10分くらい離れた場所に4番線〜7番線があります。今回僕は5番線から乗りました。

ここでワンポイントアドバイスがあります。日本でよく使っているのですが、Googleマップで行き先を調べると乗る電車のホームまで教えてくれます(たまに表示されないルートもあります)。今回もこの機能を有効活用して調べました。

話は戻ります。4番線〜7番線がある駅は少し近未来的な作りになっていてかっこいいです。

スタートレックっぽいエレベーター

ホームに降りたら必ず電光掲示板で乗る列車のホームが間違っていないか確認しましょう。

さあ電車が着たので乗るぞ!

まずチケットに記載されているCoachの番号から乗る車両の番号を調べます。車両番号は前後の扉に書かれています。

乗車口のボタンをポチポチ押しても開かなかったのでかなり焦りましたが、中から車掌さんが開けてくれました。

次にチケットに書かれているBerthを確認し、自分のベッドを見つけましょう。

6人部屋に入ると既に4人が寝ており、荷物を置く場所がなかったので車掌さんに聞くとその辺にポイッとしておけば大丈夫だよ!と言われ、一番下の床にポイッとしちゃいました。

僕は3段ベッドの1番上が予約されており、とても快適でした。ブランケットとシーツと枕が用意されているので自分で準備します。

車掌さんから翌朝の朝食をティーにするかコーヒーにするのか事前に聞かれました。朝食に合わせて起床時間もアドバイスしてもらえます。僕は7:05到着予定だったので6:00起床でした。

ベッドは硬過ぎず、柔らか過ぎずちょうど良かったです。ただ2等はやはり2等なので、走行中の振動や狭さが気になって寝られない人もいるかも知れません。僕は疲れていた事と狭い場所が気にならないのでぐっすり眠れました。どちらかというとバックパッカーや学生さん向きかも知れません。

部屋の温度は結構低く、ブランケットだけでは寒かったので、僕は厚手のスウェットの上からダウンを着て寝ました。

夜に車掌さんが一旦切符を回収しますがが、翌朝返されるので安心してください。

同室の人と雑談できるのか?

夜遅く、朝もみんな遅くまで寝ているので、全く話をする時間がありませんでした。シート席なら結構話す時間やタイミングがあるかも知れません。みんな逆に話したくないか 笑。

早起きして車両を探検

朝5時半に目が覚めたので車両の探検に出掛けました。

自転車を置くスペースがあります。多分予約が必要かも知れません。

2等車はシート席と寝台席があり、シート席はフルフラットになるような仕組みになっています。写真は普通の状態の時です。

1等車は雰囲気から豪華な感じで、作りが立派で中は見えない仕様になってました。残念ながら写真は扉だけです。

各車両にはトイレと洗面台が設置されています。

車両間を移動する扉の操作方法がマチマチで、通常ボタンを押して自動で開きますが、なかにはボタンを押しても反応しない扉があったので手動で開きました。開かなくても焦らなくて大丈夫です!

ちなみにこの編成には食堂車はありません。

朝食はベッドまで車掌さんが運んできてくれます

お茶とパン2個とジャムのシンプルな朝食です。

ベッドの上で食べてもいいですし、通路にある収納式のサイドテーブルや椅子に腰掛けて食べてもいいかもしれません。

残念ながら無料も有料もWi-Fiはありません

電波を探してみましたが、どこの車両でもWi-Fiを受信することはできませんでした。

感想

最初は少し心配でしたが、乗ってみるととても居心地が良く、乗って良かったと思いました。

同室の人達は僕の両親と同世代の夫婦と息子、ひとり旅の男性でしたが、みんな口数が少なく、おはようの挨拶だけでした。

次乗るときはやはり1等車でのんびり寝たいです。

この記事は車窓の流れる風景を見ながら書いていますが、楽しい電車の旅もあと少しで終わりと思うと少し寂しいです。

旅に少しのスパイスを加えるための夜行列車移動オススメです!

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

おまけ

ミュンヘン駅で降りて電車を見たら出発時に連結されてなかった車やバイクの貨車がありました。

シーメンスを見ると京急線を思い出す

なぜかボンバルディア・・・飛行機以外も作っているのか??

フランクフルト空港駅で見送った電車達

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