当初11時くらいに出発する予定でしたが、京都チンク会が盛り上がっていたため、気がつけば12時半になっていました。
あまり遅くならないように自宅に帰る予定だったので、関西チンクさん達に別れを告げて一路東京を目指し出発シンコー!!!
「あっ?!ケンちゃん!大切なミッションが終わってなかった!!」となおきさんから入電!ということで、ハンドルを祇園に向けてクルクル〜と切りました。
紅葉の季節の祇園はすごいヒトヒト、またヒト、そしてたまにチンクみたいな混みようでした。
お土産だけ買って帰る予定でしたが、せっかく祇園まで来たからちょっとだけ観光しませんか?となおきさんに提案すると「おっ!いいねぇ」ということで軽く観光するはずが、終わってみたら、しっかり2時間も観光しちゃって「もう16時だけど俺達今日家に帰る気ないね 笑」とかなりのんびりと帰路につきました。
行きのように帰りも順調に帰れると思い、かなりのんびりしましたが、走っているとなんだかエンジンのレスポンスが悪く、2人で原因を色々話しながら運転していました。
気温が低いのにエンジンが全然冷えない、エンジンが冷えないのでパフォーマンスが悪くなるという流れになっていました。
こまめに休憩をとってエンジンを冷やすべく、試みましたがほとんど冷えず。。
とりあえずエンジンフードを開けて、冷たい空気をエンジンに直接当てようとフードをチョイ開きにしてしばらく走りました。エンジンフードを開けるとエンジンの熱気が全て外に逃げて、車内に暖気が来ないので、車内はかなり冷え込み2人でガタガタブルブルしながらエンジンが冷えるのを待っていました。
エンジンが冷える前にヒトが冷え切りそうだったので、ある程度走って改めてエンジンの温度を確認するとやっぱり熱い。。
何が原因か分からず、「このままだとエンジンまずいね」と言いながらエンジンに負担が掛からないようにとりあえず先を目指すことにしました。
2人で色々話すうちにエンジンオイルがシャバシャバ過ぎじゃね?ってことになり、それまでのエンジンの挙動を考えると色んなことの辻褄があうことに納得しました。
しかし、替えのオイルはなく、この時既に3時をまわっていました。
どうしようか悩んだ末に「行きに交換したオイルをカムバックアゲインしてみようか?」ということになりました。
でもワタにしみ込んだオイルをどうやって抽出するか2人で話し合った結果、ケーキのホイップを絞りだす漏斗状の袋みたいにして絞りましょう!ということになりました。
本当は捨てるはずだったオイルの袋に切れ目を入れて、良い大人が深夜にサービスエリアで袋を一生懸命モミモミしている姿が、あまりにも滑稽で2人で笑いながらひたすらモミモミ乳搾りしていました。
こんな過酷な状況ですら笑って乗り越えられるって、やっぱりチンクのポテンシャル高いですね。
4L中0.8Lくらい抽出できたので、オイルを継ぎ足して再び走り始めました。
騙しだまし何とかなおきさん家に無事?到着し、なおきさんに別れを告げて自宅を目指しました。
帰り道ではオレンジのポールと格闘しないように気をつけて走り、朝6時に無事家に着きました。
復路も完走、感想
あっという間の二日間の旅でした!結局帰りは540km走って合計1070kmを走破しました。
行きも帰りもハラハラワクワクドキドキ満載の本当に楽しい旅でした。
最初に誘われてから1ヶ月で京都に行きましたが、全部がすごい勢いで流れていったなぁという感覚です。今年を締めくくるのには最高のイベントとなりました!
今年の3月に我が家に仲間入りして10ヶ月、長期入院したり、色々ありましたが来年は夏に鼻歌うたいながら楽しく乗れるくらい成長したいなぁと思いました。
壊れない、故障しない車が当たり前の世の中において、なぜあえてチンクに乗るのか?楽しいからという以外に答えはありません。楽しいからこそ色んな場所に一緒に出かけたくなるんだと思います。
どうでしょう?とっても楽しいチンクを家族の一員に迎え入れてみては如何でしょうか?
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
チンクエチェント”500F”で東京から京都をかっけぬけろー!!ヒャッホー京都珍句会に参加したよ、其の一