きっかけ
我が家ではもう一年以上テレビをつけていません。テレビをつけててダラダラ時間を過ごすことに違和感を感じたからです。はじめは海外ドラマの続きが気になり、テレビをつけたい衝動に駆られたこともありました。でも一ヶ月もするとドラマの続きなんてどうでもよくなり、テレビを見たいという気持ちもなくなりました。
親の一言で子供達から何かを取り上げることはしたくなかったので、子供達と色々話をして分かってもらいました。そもそもなんで違和感を感じたのかというと子供と一緒に居られる貴重な時間は限られているのにただテレビを見るだけって勿体無いと感じたからです。子供と話をした時も、父はテレビをみんなと見るんじゃなくて、みんなでトランプしたり、オセロやったり、将棋をしたり、みんなとの時間をもっと大切にしたいと伝えました。
やってみて分かったこと
はじめは僕と同じように妖怪ウォッチの続きが見たいとかいっていましたが、いつのまにかテレビがない生活に慣れて、みんなと共有する時間を楽しむようになりました。最初はテレビを見ていた時間にみんなで世界地図の300ピースのパスルをしました。当初3日かかって完成していたものが、1日、半日と短くなり、最後には2時間で作れるようになりました。やりすぎて難易度が下がってしまったため、ちょうど次男の誕生日のタイミングだったので1000ピースのこれまた世界地図のパズルをプレゼントしました。そしたら次男が飛び跳ねて喜んでくれました。きっと今の生活がなければパズルもらって喜ぶこともなかったんだろうなぁと自分のしたことはひとつの選択肢として間違ってはいなかったと実感しました。
テレビを見ることが悪いことだとは思いませんし、テレビを見て家族みんなで大笑いして時間を共有することはとてもいいことだと思います。日々の生活の中でなかなか変えられない習慣ってあると思いますが、少しの勇気で物の見方がガラッと変わって、別の側面が見えることを今回の経験で学びました。
感想
テレビを見ない時間に何をしようか?とみんなで考えて、ダンボールで将棋の駒やオセロを作ることを経験することになるとは思いもしませんでした。別に貧乏でお金がなくて自分で作ったわけではなく、子供と一緒に作るところから楽しみたかったので一緒にダンボール切って、マジックで手を汚しながら「結構駒多くて大変だな 笑」とか話しながら作る過程がとても楽しかったです。
テレビのある生活を知っていることも大切、ない生活を知ることも大切だと思います。その経験を持ってどちらの生活を選ぶからは個人個人が何に重点を置くかで決まるので、何が正しいとかはありません。テレビをダラダラ見る時間ってもったいないなぁって感じたことのある方は是非一度やってみてはいかがでしょうか?